法人・個人事業主向けの法人カードでポイント還元率1.5%が貯まる「Airカード」がリクルートとJCBの提携で発行されました。
- 法人カードでたくさんポイントが貯めたい!
- 個人利用と経費とにカードを分けたいけどポイント還元率が悪かったから踏み切れなかった!
という方は必見です。
このAirカードの発行キャンペーンやポイント付与の条件、利用時のメリットやデメリットなどをモチ(@mochinet1)なりにわかりやすくご紹介します。
法人カードの風穴を開けるのか注目ですよね。
カードの名称はリクルートが展開しているAirレジやAirペイなどのAirサービスの一つとしてAirカードとなっていますが、カード発行会社はJCBです。
JCBが管理するカードなのでMyJCBでの運用でポイントはリクルートIDでの紐付けとなります。
Airカードの基本
まずはカードの基本情報から
年会費 | 本会員 5,500円(税込) |
使用者 3,300円(税込)※本会員とは申し込み頂いた代表者、使用者とは代表者以外の追加カード使用者のことを指します。 | |
お申し込み対象 | 法人または個人事業主(カード使用者は18歳以上の方が対象となります。) |
ポイント還元率 | 1.5%※光熱費など還元率が異なる場合や、一部ポイント加算対象外となる場合があります。 |
お支払日 | 毎月15日締め、翌月10日支払い(土・日・祝日の場合は翌営業日)※ご利用明細は、JCBの会員専用WEBサービス「MyJCB」でご確認ください。 |
ポイント加算 | 毎月15日までのAirカードご利用代金に対して、翌月11日にリクルートポイントを加算※追加使用者をお申込みの場合、ポイントはカード利用者ごとにたまります。 |
ブランド | JCB |
カードご利用可能枠(総枠) | 10万~100万円※JCB法人カードを複数枚お持ちの場合、各カードにはそれぞれご利用可能枠の設定がありますが、同一発行会社のカードにおいて利用できる金額の合計は、カードの設定額のうちで最も高い金額の範囲内となります。一部対象とならないカードがあります。 |
お支払い方法 | ショッピング1回払い |
ショッピング2回払い | |
引落口座 | 【法人の場合】法人口座 |
【個人事業主の場合】屋号付き口座、個人名義口座 | |
ショッピングガード保険 | 海外 最高100万円(1事故につき自己負担額10,000円) |
追加可能なカード | ETC / QUICPay™(クイックペイ) |
Airカード新規入会キャンペーンについて
現在行われているキャンペーン内容は4月30日まで
- Airカード新規発行で初年度年会費実質0円
がキャンペーンの特典です
条件としては
- キャンペーン期間中にAirカード新規申し込みで発行されていること
- 初回の支払い日に年会費のお支払いが完了していること
- 法人又は個人事業主による申し込みであること
となっているのでご確認ください。
キャッシュバック付与される日時は2021年10月11日のカード引き落とし日に相殺、又は登録口座への振り込みとなります。
この日までに退会しているとキャッシュバックがもらえないので気をつけてね!
Airカードのポイント付与について
法人カードで最高還元である1.5%ポイント還元のこのAirカード、どんな決済でも1.5%還元というわけではないので把握しておきましょう。
1.5%還元になる利用方法
基本的なAirカードでのカードショッピング利用が対象です。
もちろんQUICPay利用でも1.5%還元となってますよ。
0.5%還元になる決済
公共料金(電気、ガス、水道)、通信費(PHS、携帯、固定)、税金などのAirカード支払いは請求金額合計の0.5%のポイント還元となります。
ポイント対象外の決済
以下の決済はポイントはつかないので注意です。
- 年会費
- カード発行手数料
- カード再発行手数料
- 遅延損害金
- 電子マネーへのチャージその他の入金
- JCB PREMOへのチャージその他の入金
- JCB プリペイドカードへのチャージその他の入金
- JCB タクシーチケット発行手数料
- ETCスルーカードNのご利用分
- JCBが会員に対して提供するサービス等にかかる会費手数料
- リクルートIDの連携を行っていない場合
電子マネーへのチャージがポイント対象外は普段よく使う可能性があるので気をつけてくださいね。
Airカードのメリットとデメリット
一応超弱小ながら法人を運営しているモチの独断と偏見でこのAirカードのメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。
メリット
なんといっても1.5%のポイント還元率ですよね。
他の法人カードはほとんどが0.5%還元なので3倍のポイントが貰えるという事になります。
毎月支払いで消えていく経費がポイントになって返ってくれば非課税で好きな物に交換できますよw
リクルートのサービス「じゃらん・ホットペッパー・ポンパレモール」などの利用では「カードのポイント以外にもリクルートIDでのポイントが付与され、実質のポイント2重取りが可能です。
Airカードで付与されるリクルートポイントはポンタポイントに1ポイント=1ポイントで即時交換可能なので、ポンタポイントが使えるお店で自由にポイントが使えます。
ポイント利用の幅が一気に広がりますよね。
デメリット
カード年会費が本会員が5,500円、使用者が3,300円は一般カードとしては少し高額になります。
まぁこれは高還元率の副作用ですかね。
あとは請求明細書がMyJCBからのWEB閲覧印刷のみなので、郵送はしてもらえません。
毎月の月次報告などの決算書類は自分でプリントアウトする必要があります。
あとカードブランドはJCBだけです。VISA/MasterCard発行はできないので気をつけてください。
リボ払いや3回以上の分割払いは使えません。
Airカードの損益分岐点
初年度はキャンペーンで年会費キャッシュバックが行われますが、翌年からは
この本会員の年会費5,500円をペイしようとすると1.5%ポイント還元の決済で
年間36万6,666円
の決済が必要になります。月平均で3万0,560円使えば年会費ペイできる最低ラインオーバーです。
使用者カードは年会費3,300円なので
年間22万円
月平均では1万8,340円の決済です。
この金額の決済があればそれ以上がポイントの還元として有利に働く分となります。
先ほどあげたポイント対象0.5%やポイント対象外決済は含まないでくださいね。
Airカードまとめ
法人カードで1.5%還元のクレジットカードはまぁ珍しいですよね。
カードブランドはJCBとなるので、JCBの法人カードを持っている場合の利用限度額は共通枠なるとのことです。
法人・個人事業主を運営されている方にとっては経費決済したクレジットカードでポイントがたくさん貰えるのはかなりの魅力だと思います。
1.5%還元決済で損益分岐点を超える決済をするのは間違いない!という方はこのAirカードを作るべきです。
新規発行キャンペーンでお小遣いもゲットしておきましょう。
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