クレジットカードの海外事務手数料の各社一覧を作りました
海外に行くときにどのクレジットカードを使えばいいか、悩んでいる方の参考になれば幸いです。
海外事務手数料とは
クレジットカードを使って海外で買い物や現地通貨でのオンライン決済をしたときに、カード会社が請求する手数料のことです。
なぜ手数料がかかるの?
クレジットカードで海外の通貨を使う場合、日本円に換算するための「通貨の交換」が必要です。
このとき、以下のような事務処理が発生します。
外貨から日本円への換算
国際ブランド(Visa、Mastercardなど)を通じた処理
為替リスクへの対応
これらの手間やコストをまかなうために、カード会社が「海外事務手数料」を設定しています。
手数料はいくらくらい?
カード会社やブランドによって異なりますが、一覧表にまとめました
2025年6月現在、カード各社海外でクレジットカードを利用した時の手数料です
カード会社 | Visa | Mastercard | JCB | American Express | Diners Club |
JCBカードS | − | − | 1.60% | − | − |
三菱UFJニコス | 3.85% | 3.85% | − | − | − |
セゾンカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | 3.85% | − |
ライフカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | − | − |
オリコカード | 3.85% | 3.85% | 1.60% | − | − |
ビューカード | 3.85% | 3.85% | 1.60% | − | − |
イオンカード | 1.60% | 1.60% | 1.60% | − | − |
楽天カード | 3.63% | 3.63% | 3.63% | 3.63% | − |
エポスカード | 3.85%(2025年7月から) | − | − | − | − |
dカード | 2.20% | 2.20% | − | − | − |
PayPayカード | 3.85% | 3.85% | 3.85% | − | − |
メルカード | − | − | 1.60% | − | − |
アメックスカード | − | − | − | 3.85%(2025年8月から) | − |
ダイナースクラブカード | − | − | − | − | 1.30% |
総じて国内ブランドであるJCB関連が海外手数料が低く抑えられているのが現状で
一般的には1.6%〜3.85%程度になっています。
たとえば、100ドル(約15,000円)の買い物をした場合
15,000円 × 1.6% = 240円
15,000円 × 3.85% = 577円
が海外事務手数料として上乗せされるのでこの手数料は高額な決済をすればするほど大きく影響をしてきます!
海外事務手数料が1.6%以下の安いクレカを海外に持って行って実際使うとどうなるかをまとめました
カード会社 | 海外事務手数料 | ポイント還元 | 海外旅行傷害保険 | 年会費 | |
JCBカードS | 1.60% | 海外2倍1%還元 | 1.6%-1%=0.6% | 最高2000万円 | 永年無料 |
オリコカード | 1.60% | 1%還元 | 1.6%-1%=0.6% | 無し | 永年無料 |
ビューカード | 1.60% | 0.5%還元 | 1.6%-0.5%=1.1% | 最高500万円 | 524円(1回利用で翌年無料) |
イオンカード | 1.60% | 0.5%還元 | 1.6%-0.5%=1.1% | 無し | 永年無料 |
メルカード | 1.60% | 1%還元 | 1.6%-1%=0.6% | 無し | 永年無料 |
ダイナースクラブカード | 1.30% | 1%還元 | 1.3%-1%=0.3% | 最高1億円 | 24.200円 |
この表を見ると年会費永年無料で発行できて、海外事務手数料-ポイント還元=0.6%以下のカードがおすすめクレカになりますよね。
ダイナースクラブもやはりお得なので、年会費を2万4200円を支払える方やすでに持っている方は利用してください!
この結果を見ると海外旅行傷害保険が充実している年会費永年無料のJCBカードSがモチはおススメです。
JCBカードは最近海外でも多くの国で利用できるようになっています。
万が一JCBが使えない場所があるかもなのでセカンドカードとしてVISAブランドのオリコカードやメルカードなどを持っていくのが安心でしょう!
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